別荘建築

堀内組では、軽井沢、八ヶ岳周辺を中心に数多くの別荘建築を手がけてきました。お客様の多様なご要望を受け止め、理想の空間作りのお手伝いをします。また、豊富な経験を基に、別荘地特有の厳しい気候への対応も万全です。

別荘を建てる時の注意点

別荘を建てる時の注意点冬の気候が非常に厳しく湿度も高い軽井沢は、建物にとっても厳しい環境であり、また建物に対する規制も多く、注意しなければなりません。 堀内組は、数多くの別荘建築を手がけてきた経験を生かし、寒冷地対策や湿度対策など環境を考慮した別荘をご提案させていただきます。

> 別荘建築の施工事例はこちらをご覧ください。

軽井沢 白糸の滝

環境による建物への影響

1 湿気が多い地域のため、常住しない別荘では湿気がこもり、
壁、じゅうたん、畳などにカビが発生しやすい。

2 落葉樹が多いため、森の中にあることが多い別荘では雨樋に落ち葉がたまりやすい。

3 年間の降水量は少ないが、冬の間の降水量は多く、数回まとまった雪が降るので春先まで雪が残る。

4 冬の間、別荘を使わないのであれば、配管内の水を抜いておかないと寒さにより水道管が凍結し、
破裂してしまうことがある。

5 屋根に積もった雪が融けずに氷となり雨漏りの原因となることがある。

6 軽井沢に関しては、浅間山の噴火による降下火砕物の堆積、落ち葉の堆積などで地盤が弱い場合があるので注意が必要。(1783年の噴火では軽井沢宿付近で120センチほど降下火砕物が積った。)また、軽井沢駅近くの矢ケ崎公園付近は葦が生えるような沼地だった。

建物への制約・規約

1 開発、分譲するエリアが軽井沢町が指定する保養地域(第1種低層住宅専用地域及び農業振興地域)である場合、その1区画は1000m2以上が基準となる。(ただし、集落形成地域を除く)居住地域及び緩衝地域については230m2以上が基準となる。

2 保養地域においては建物の建築延べ面積は建ぺい率・容積率を敷地面積の20パーセント以下にとどめる。(ただし、これらの規制を定めた要綱制定以前に開発分譲された区画及び分筆された土地についてはこの限りではない)。例えば保養地域で1000m2(約298坪)の土地を購入した場合、建てられる建物の延べ面積は1階建てなら約60坪までとなります。2階建てであればこの制約に加えて1、2階の面積の合計が60坪を超えないようにします。

3 建物外部の色彩は、周囲の自然と調和の取れたものとし2階以下にとどめること。

4 公共下水道または農業集落排水事業区域ではこれを利用し、その区域外においても、し尿及び雑排水処理は合併浄化槽による処理を原則とする。

5 軽井沢町水道局では、水道給水管埋設深度を70cm以上と定めている。(実際の凍結深度は70~80cm程度なので、安全をみて100cm近い深さで埋設しています。)

軽井沢町では建築規制項目を一覧にしています。

 > 軽井沢町の建築規制一覧表(※軽井沢町のウェブサイトのアクセスします)

設計・施工ポイント

軽井沢に別荘を建てる際に以下の点に留意すると後々のトラブルを減らすことができます。

屋根の形はできるだけシンプルにする。いくつもの屋根が合わさった複雑な形だと雨漏り、眇漏り(すがもり)を起こしやすい

窓などの開口部の面積を大きくする場合、積雪による過重も考慮した強度計算を行い、十分な強度を確保する。

多湿のためペンキ塗りは耐久性に乏しいのでオスモカラーなどの浸透性の塗料を使用する(ただし、これも定期的な塗り替えが必要)。

普段人が住まない別荘は室内の空気が淀みやすく、加えて湿度の高い気候により、カビが発生しやすい。気密工法を採用するなら、十分な気密と、24時間の計画換気を行う。

なるべく建物の庇を大きくする。(雨などによる建物の傷みを少なくするため)

地盤が強固な地域ではないので、地盤調査の結果によっては敷地に杭を打ち、強度を確保する。また基礎の形状においてもべた基礎などで強度を確保する。

屋根の勾配(傾斜角)を大きめにして、積もった雪が早く落ちるようにする。加えて雪止め、雨樋などはなるべく付けない。(ただし、店舗などはこの限りではない)

水道給水管の凍結対策として、露出した水道管などには電熱による凍結防止帯を巻いて保温する。

水道管が凍結した場合でもメンテナンスしやすいように地下や基礎下に埋設してしまう配管の長さをできるだけ短くする。