堀内組を動かすヒト

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 建築部 濱口さん(勤続5年)

地元出身、カメラマンから経験者採用で堀内組へ転職

>自己紹介をお願いします。

建築部 入社5年目。出身は佐久市臼田で地元です。経験者採用で堀内組へ転職しました。業務内容は現場監督(施工管理)です。

>現場監督の仕事内容について教えて下さい。

工程(スケジュール)管理、工費の管理、安全管理です。そして現場監督は現場代理人であり、堀内組の社長の代理人でもあるわけで、その責任と権限をもって仕事しています。

>転職前のお仕事は?

前職は軽井沢でブライダルの仕事をしてました。大学卒業後、新卒でカメラマンに応募しました。現場やロケだけでなく、スタジオでの七五三などの記念撮影のしごともおこなってました。

>カメラマンを選んだのはどういった理由からですか?

学生の頃から写真が好きだったので、仕事になるとはおもってなかったけど、仕事さがしているときに募集で初心者OKだったので選びました。

>カメラマンは何年ぐらいされてました?

カメラマン15年ぐらいやりました。

>転職を決意した理由を聞かせてください。

会社のいろいろもあったけれど、子供ができて子供のイベントと休みが合わなかったのがおおきな理由です。ですので転職については日曜休みが重要な要素でした。単純に前職より日曜休みが増えればいいなとおもってましたし、妻も賛成してくれました。

>転職を考える前から堀内組については、ご存知でしたか?

堀内組のことは、名前と地元の建築業だということとぐらいしか知らなかったんですよね。それでハローワークの合同就職説明会で細かいことを知りました。

>前職とだいぶ違う業務内容の建設業については、どうでしたか?

正直、建設業という選択肢はあまり考えてなかったんですけど、地元の臼田の会社だったこと、両親や地元で飲食店をやっている従兄弟に相談したら「堀内組ならいいんじゃないの」ってアドバイスもあったのは大きかったです。なので、実際のところ転職先として、堀内組以外は検討しませんでした。

>転職を決めてから実際に転職されるまでのどのぐらいの時間がかかりましたか?

そうですね、夏に説明会があって転職を決めたものの、前職の引き継ぎの都合もあったりして、結局、翌年の1月から堀内組の勤務になりました。

>堀内組にはいって最初の仕事はどんなお仕事でしたか?

建築部に配属されて最初の現場は、佐久市営球場の雨樋の工事の施工管理でした。

>最初の仕事で一番苦労したなとおもったことは?

とにかく専門用語を覚えるのが大変でした。ちんぷんかんぷんで(笑) でも上司や同僚、周りの職人さんや業者さんにフォローしていただけたのが助かりました。

>仕事として独り立ちできてきたなって感じたのはいつぐらいからですか?

初心者からの卒業という意味では、まだまだだなーって自分では思っていますけど、資格取得(施工管理1級)したことは、ひとつの節目を超えたと感じました。資格をとるにあたって、いろいろな用語や知識を学んだので、現場の全体の流れがみえて、スムーズに施工管理できるようになってきました。

>資格は他にも取得されましたか?

はい。今持っている資格は建築施工管理1級、土木施工管理2級ですね。会社からの援助もあるので、今後も、さらに上の資格を取得していきたいなと思ってます。

>そもそもの転職の目的だった日曜休みについては、ちゃんと休めてますか?

はい。カメラマン時代に比べて、規則正しい生活になったのも大きいですね。おかげで家族や子供とすごす時間がふえたし、子供のイベントにも行けるようになって、家族も喜んでくれています。

>今の仕事について、自分のなかで変わったことは、なにかありますか?

やっぱり、いろんな建物をみるようになりました。いままで普通にみていた家とか道路とかの見方が変わり、どうやって作ったのか、どんな作りになっているのか、など外からみていても気づくことが多くなり、建築物、構造物にたいしての興味が深まりました。カメラマン時代にも、かっこいいなーと思う別荘があったりするとじっくりみてたのですが、より専門的に、じっくり観察するようになりました(笑)

>やっぱり仕事に直結してるからですね。その後、どんな現場をやられましたか?

野球場のあとは、工場や、セレモニーホール、別荘とかやりましたね。直近では。佐久中央消防署の訓練塔の工事に携わっています。

>訓練につかうあの高い塔ですね!

はい。まだ土台の部分を作ってるところですけど、最終的には20m近い高さになる予定です。

>現場のお仕事で、これは大変だったなー、ということはありましたか?

最初の頃に担当した工場の現場ですかね。施工管理を主任と2人で担当していたのですが、自分がまだ施工管理に不慣れだったので全体の把握をするのが大変でした。

>この仕事のやりがいはどんなときに感じますか?

やっぱり竣工したとき(できたとき)ですかねー。ものづくりという意味ではカメラマンと同じですけど、大きさが違いますよね(笑)

>逆に、仕事の上で自分の課題とか苦心してることはありますか?

自分が職人さんにこうして欲しいということを、まだまだ上手に伝えきれないところですね。それでも怒る人はすくなくて、みんな前向きに理解しようとしてくれて優しいので、なにかと助けられてます。なので、現場でのコミュニケーションが不足しないように、注意しつつ、自分自身のコミュ力をもっと高めるのが課題だとおもってます。

>堀内組での将来については、どう考えていまか?

子供の年齢を考えるとあと20年は働く必要があるとおもっています。いま40才なので、60才ぐらいまでですね。施工管理だけでなく、もっとものづくりに近いところとして、ゆくゆくは建築士の資格はとりたいという気持ちはありますが、働きながら長野まで学校に通って資格を取得する必要があり、大変なのでかなり頑張らないといけないんですけどね。そして堀内組は60才で一応定年になんですが、再雇用で雇用延長になるので、体が動くうちは仕事を続けられたらいいなとおもっています。

>最後に、この仕事の魅力をひとことで言うとするとどうでしょうか?

ものづくりの魅力ですね。ある意味、ものづくりの集大成みたいなところあります。大きな工場や建物ができたときの達成感は他には代えがたいものがありますね。

なるほど。これからもお仕事頑張ってください。今日はありがとうございました!

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